検査方法 | 血液をサラサラにする方法

血液サラサラ・血液ドロドロの検査では、以下のようなことを行います。

「血液サラサラ度」「血液ドロドロ度」がひと目でわかる検査法が「マイクロ・チャンネル法」です。
幅7ミクロンという人間の毛細血管のモデルに血液を流すことで、普通は見ることのできない毛細血管内を流れるときの血液の様子が、検査できるようになっています。

検査は、0.1mlの血液がどれだけの時間で通過するかを調べます。
その間に「血小板が固まり始めた」「白血球がくっついている」というように赤血球や白血球、血小板の流れる様子がはっきりと見て取れます。

検査の前には、採血を行います。
その0.1mlの血液を毛細血管モデルチップ内に挿入し、機械にセットします。
テレビ画面に映し出し、観察しながら経過時間を測定して、流れを見て検査します。

赤血球の直径は7〜8ミクロン、白血球はその約3倍で直径20〜25ミクロンです。
血液サラサラの場合、幅7ミクロンという細い通路（擬似毛細血管）を変形しながら、スルスルと通って行くのが検査で観察できます。
血液ドロドロだと、直径2〜3ミクロンの血小板が固まって流路を防ぎ、血液の流れが滞っていくのがわかります。

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